2016年のトレンド―ブロックチェーンにおける戦略的パートナーシップ

過去数か月に及び、ブロックチェーンのエコシステムにとってはパートナーシップを結び企業と連携していくための        季節であり、技術の発展、変化や急速な進化、妥当性や成熟を求めていくことが重要なファクターであった。

新たなパートナーシップや戦略的な公約を結んだというニュースに暗号ユーザーも目を覚ますというようなこともしばしばあったのではないだろうか。2016年はそういった年になるのだろうか?そこにはどのような要因があるのだろうか?

 

Vanbexが上海ブロックチェーンとパートナーシップを結ぶ

 

数ある企業の中でも、ブロックチェーン業界におけるあらゆる側面に特化したプロフェッショナル企業であるVanbexが、新たに中国最大のビットコイン取引所の一つである19800.comの親会社、上海ブロックチェーン・ネットワーク・テクノロジーと戦略的パートナーシップを結んだことを発表している。

19800.comは2016年3月15日に公式にオープンし、一か月で登録者数が20,000ユーザーを越え、1日の平均取引量は150万ドルを超える。

Vanbex GroupのディレクターKevin Hobbs次は次のように語っている―

 

「オンライン製品やブロックチェーンベースの製品やサービスなどのラインナップを以て、既に19800.comは市場におけるアクティブプレーヤーとして非常に活躍していますし、業界におけるグローバルリーダーとして頭角を現すのにさほど時間はかからないだろうと我々は考えています」

 

上海ブロックチェーン (19800.com) は、7月に行われるd10eカンファレンスのスポンサーも務める予定で、Vanbex Groupと共に、上海ブロックチェーンの提携パートナーであるTime Technologies (カナダに拠点を置く企業) によって開発されたバーチャルリアリティー技術のプレゼンを行う予定だ。

 

変化と妥当性の追求

 

パートナーシップを結ぶ上で重要なファクターはどのようなものなのか、Expanseの開発リーダーで、Borderless Charity, Inc,プレジデント、Christopher Franko氏は次のように語っている―

 

「理想としては、ブロックチェーンにはコスト削減や負債軽減、信頼の獲得に適しているため、ブロックチェーンを利用し本気で世界を変えたいと願っている人々がパートナーシップを結んでいる、というような状態です」

 

しかし、Franko氏は中には単に妥当性や流行のみを求め、単にバズワード獲得のために”革新的”であろうとしている企業も中にはあるだろうと懸念を示した。

 

「クライアントとコンサルを行う中で、後者は何度も経験しました。彼らは、”私達はブロックチェーン企業です”と言いたいだけで、ブロックチェーン技術における非中央集権的で、オープンソースで、破壊的であるというその背景にある精神は全く信用していないのです」

 

Franko氏はさらに説明する―

 

「最早全てが利益目的であるかのように思えます、トークンを売り、全てがicoに関することばかりで、社会における正の力というのは見受けられません。未だ騎士道精神を以てブロックチェーン開発に勤しむプロジェクトもいくつかありますが、その数は日に日に大幅に減少しています。金と権力は腐敗を生むという人もいますが、しかし本当にそうであるということを明らかにしてしまうのがブロックチェーンであり、ブロックチェーンのエコシステムです」

 

業界の急速な成長と成熟

 

ProducTankの創設者Anari Senge氏は、この傾向はテクノロジーの急速な進化に起因するものだと考えている―

 

「私は優れた才能が集まってしまったことが原因なのではないかと考えています。暗号業界においてここまでテクノロジーの急速な進化が訪れたことは今までなかったのではないでしょうか。2つのブロックチェーンについて考えるのは骨が折れます、我々はビットコインのエキスパートになるのに何年も費やしてきました。そして今度はイーサーが現れて、チームはそれら両方を理解する必要が在るわけですから」

 

David Mondrus氏が昨今の暗号通貨業界における事情をシンプルにワンフレーズでまとめてくれた―

 

「業界は成熟段階である」

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