Coluは最近ユーザーが新たな革新的なブロックチェーンソリューションを生み出せるようなアップデートを2つリリースした。Coluダッシュボードは、デジタル資産管理の閲覧方法として、中心的な存在となることを目指していて、SandboxのAPIはユーザーが素早くコードをテストしその結果を閲覧できるよう目指している。
Coluの共同設立者であるAmos Meiri氏は、かつて2012年に金融サービスの巨人である、E-Torroで働いていた経歴を持っていて、現在はブロックチェーンテクノロジーの可能性について模索しはじめている。Amos氏は早い時期からブロックチェーンコミュニティと関りがあり、ブロックチェーンを通じて資産移動の新たな方法を開発していた。何か月にも渡り、E-Torroから10万ドル以上もの大金を投資し、Amos氏とその共同設立者であるDavid氏とMark氏と共に、開発者がブロックチェーン上の値を転送可能にするために、企業方針を転換していた。それによりColuと出会い、ローンチからたった5か月で、20以上ものユースケースを可能にした。
Amos氏曰く―
「チームとして、私たちは、ブロックチェーンに対する取り組みというのは、ただ始めたいというような駆け出しの人間には非常に難しいものだ、ということに気付きました。それゆえに、新しいプラットフォームを開始することで、開発者が、ブロックチェーン上により簡単に資産を発行することは不可欠だと感じました」
Coluによって可能になったユースケースは多岐にわたっていて、ホンジュラス島における”Voto-Social”という分散型の投票用プラットフォームから、ブロックチェーン上の安全な製品保証サービスである”Warranteer”まで様々だ。
Coluの新しいアップデートの説明によれば、そのダッシュボードによってユーザーは資産ステータスの概要を閲覧することが出来、いかなる資産に関する取引をも検査が可能で、さらには資産の発行、送信、そしてそれらのテンプレートの生成、管理までもがモバイルアプリをカスタマイズするのと同様に可能になり、顧客のブランドとよりマッチする仕組みを提供することができるという。一方で、SandboxのAPIはユーザーが素早くコードをテストし、その結果を閲覧することが可能だ。