テスラのCEOであるイーロン・マスク氏からの積極的な支持を受け、ビットコインのソーシャルメディア活動が過去最高となった。
仮想通貨データプロバイダーThe TIEの共同創設者兼CEOのジョシュア・フランク氏は、過去24時間に「ボット以外のアカウント」で過去24時間に14万3000件のツイートがあったと、コインテレグラフに語った。これにより、2021年1月3日に記録した14万件を上回った。

2月8日、テスラがビットコインをバランスシートに追加したというニュースは、ビットコインを過去最高値にまで押し上げた。BTC価格は2月9日に4万7500ドルまで上昇した。
フランク氏は、ソーシャルメディアでのビットコイン言及増加は強気の投資家心理を証明するものだと説明している。
「一般投資家がここにいることは明らかだと思う。ツイッター活動や取引活動、および機関投資家が触れていないアルトコインが急騰している」
マスク氏のツイートは、2月8日にCMEがイーサリアムの先物契約を開始するタイミングとも重なった。フランク氏は、ETHのツイッターでの言及が最近持続的に高い数値となっていた後、半分程度に落ち込んだという。
「ETHのツイッター活動は最近の史上最高値を記録していたが、今日ははそれほど大きくなく、昨日と比較して約50%減となった」という。

イーサリアムとビットコインの両方の価格は、過去最高を記録した後、現在落ち着いているようだ。
記事執筆時点で仮想通貨の時価総額は1.4兆ドルにまで達している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン