ビットコインネットワークが歴代のNFT（非代替性トークン）販売ランキングで順位を上げ、以前は3位だったロニンブロックチェーンを超えたことがわかった。
6月18日、NFTデータ追跡サイトCryptoSlamは、ビットコイン基盤のNFTの販売総額が42億719万2820ドル(約6640億円)を記録したと報じた。これはロニンブロックチェーンの42億7167万5550ドルを上回り、ビットコインをソラナとイーサリアムに次ぐNFT販売のトップ3ブロックチェーンネットワークに押し上げた。
過去30日間で、ビットコインベースのNFTは1億4800万ドルの販売量を記録し、イーサリアムの1億5700万ドルに次ぐ月間2位の位置にある。ソラナは約7700万ドルでこれに続いた。しかし、CryptoSlamによると、NFT市場全体は販売量が減少しており、トップ3のチェーンは少なくとも40%の30日間販売量の減少を示している。
「ビットコインNFTはまだ始まったばかり」
スカイメイビスの共同創設者であるジェフ・ジルリン氏は、ビットコインNFTについて「まだ始まったばかりであり、ゲームとは無関係」とのべた。同氏はコインテレグラフに対し、「ビットコインNFTにはあまり注目していないが、NFTの採用が増えることは良いことだ」と語った。
また、「ゲーム業界は現在進化の状態にあり、従来の戦略はユーザー獲得コストの増加により効果が薄れている」とのべた。ジルリンは、「Web3はコアオーディエンスとのインセンティブの整合性と所有権ベースの収益モデルを通じて、より長く続くゲームを作成する別の道を提供する」と付け加えた。
ビットコインNFTは40億ドルの販売量に
6月4日、CryptoSlamのデータによると、ビットコイン基盤のNFTが歴代販売量で40億ドルを達成した。
このデータには、39億7000万ドルのNFT販売と8000万ドル以上のウォッシュセールが含まれている。
この新たなマイルストーンにもかかわらず、NFT市場全体は販売量の減少を記録している。5月の月間NFT販売量は4月と比較して54%減少し、4月には10億ドル以上の販売があったが、5月には6億2400万ドルにとどまった。
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