ビットコイン市場が連日調整が続いており、その時価総額は再び1兆ドルを下回ることになった。
現在の強気相場において3番目となる調整はますます深まっており、価格は3月13日の6万100ドルから既に12.5%下落している。
CoinGeckoによると、BTCの時価総額は現在9800億ドルで、先週の3月18日から1週間で1400億ドル減少している。
仮想通貨アナリストのウィリー・ウー氏は1兆ドルのレベルが強力なサポートレベルになると予想していたが、わずか数日でその予想が裏切られることになった。
BTCの時価総額は2月19日にはじめて1兆ドルを超えたが、それは長くは続かず、わずか4日後にそれを下回った。2回目に1兆ドルを超えたのは3月9日で、今回1兆ドルを下回るまで、そのマイルストーンを維持していた。
CoinGeckoによると、仮想通貨全体の時価総額は現在1兆6500億ドルだ。3月22日以降で9.8%、つまり1800億ドル減少している。
アナリストのジョシュ・ラガー氏は、利益確定の動きがこの調整の大きな要因だろうと指摘している。
最近の分析では、反落や調整が発生するシグナルがあると指摘していた。分析プロバイダーのグラスノードは、ビットコイン価格に対する長期保有者の信頼度を評価する指標を使用して、強気相場がピークを過ぎた段階である可能性があると指摘していた。