米国の仮想通貨ビットコイン支持者、「ノーバディ(Nobody)」に氏名を変えて市長選に立候補

ニューハンプシャー州キーン市の市長選挙において、仮想通貨ビットコイン(BTC)支持者リッチ・ポール氏が、法的手続きを経て正式に「ノーバディ(Nobody)」(名もなき人)という氏名に変更した上で立候補した。主要な立候補者2名に代わるものを提供することが目的だという。仮想通貨およびリバタリアン系ブログメディア「フリー・キーン(Free Keene)」が8月21日に報じた。リバタリアンとは、個人・経済における自由至上主義者のこと。

ニューハンプシャー州キーン市は、近年仮想通貨支持者による活動が注目されており、経済紙フォーブスに2019年2月に掲載された記事で「クリプト・メッカ」(仮想通貨の聖地)と呼ばれた。なお、「フリー・キーン」執筆者陣およびコミュニティは2018年11月、「ビットコイン大使館ニューハンプシャー」を立ち上げたそうだ

市長選挙の主要候補者2名のうち、ミッチ・グリーンワルド市議会議員は、すでにノーバディ氏の立候補を歓迎しており、その選挙キャンペーンが必要だと述べたという。

フリー・キーンの記事に掲載された立候補者ポスターでは、ノーバーディ氏は次のように宣言した(原文は「Nobody proclaims」=誰も宣言していない)。

「誰にも投票しない。誰も選挙公約を守らない。誰もあなたの心配に耳を貸さない。誰も貧しい人や失業者を助けない。誰も気にしない!
誰も当選しなければ、すべての人にとって物事は良くなっていく。 誰も真実を明かさない」

(「Nobody」という氏名の影響で、すべて否定するキャッチフレーズになっている)

なおフリー・キーンの記事によると、ノーバディ氏は、大麻・仮想通貨・自由を愛する、古くからのキーンの住人という(原文では、そんな住人はいないともとれる文章になっている)。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版