25日のビットコイン(BTC)円は1384万6923円から取引が始まった。東京時間のこの日の相場は、前日の上昇から失速すると、終盤にかけてやれやれ売りが入り1360万円まで下落した。この日発表された一連の米経済指標では、雇用、消費やインフレの減速が示されたが、米国時間序盤のBTCは1350万円周辺まで下落した。ただ、FRBによる12月の利下げ期待が強まるなか、米国株相場の上昇がBTCの下支えとなり、米国時間は1300万円台中盤を維持しつつ揉み合いに転じた。引け後も底堅い推移が続き、終値は1366万4314円となった。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。