8月に仮想通貨の価格が上昇、投資家は新たな機会を見出そうと躍起になっている。本記事では、市場パフォーマンスや、それを裏付ける強気要因、センチメントを検証し、3つの有望銘柄を紹介する。最新のトレンドから仮想通貨大手まで揃うこの3つは確かな候補だ。

Poodlana:ハイファッションとミームコインが出会う場所

Poodlanaは、投資機会とパリファッションウィークのショーストッパーのような高いセンスを提供する、今話題の最新のSolana系ミームコインである。Solana系ミームコインの人気は非常に高まっており、同じSolana系のPopcatは6月から7月にかけて160%、Michiは7月中旬に5日足らずで140%急騰している。Poodlanaは、今注目の最新トレンドである。

Poodlanaはファッション哲学だ。そのマスコットである、エレガントかつ威厳を感じる黒いプードルはこれを象徴する。「仮想通貨界のエルメス」と位置づけられるPoodlanaは、競争の激しい犬コインの中で、競合他社が目を付けていないラグジュアリーかつスタイリッシュな世界を開拓する。

プードルはアジアにおいて人気の高い犬種であり、特に日本、韓国、中国では優秀な犬種の上位にいる。しかし、犬種の人気だけではない。Poodlanaは、この地域にいる高級品を愛する人々を惹きつける。例えば、中国だけで世界の高級品消費の22〜24%を占めているが、これは世界の人口のわずか17.7%に過ぎない。

ミームコインのマジックはアジアの取引時間中に展開されることが多い。10x Researchの創設者によると、ミームコインのパフォーマンスの80%はアジアの取引時間帯に起こっており、特にミームコインのメッカである韓国で起きている。Poodlanaは戦略的にこの地域をターゲットにしており、現在進行中のプレセールで300万ドルを調達、すでに大きな人気を集めている。

Poodlanaは、さらに大きな話題を提供するためにアジア全域できらびやかなマーケティングキャンペーンを展開、その30日間のプレセールでFOMO(取り残される恐怖)の感覚をうまく利用している。最終段階まで60.89%の上昇率で、現在は0.0335ドル。Poodlanaのプレセールは8月16日に最終日を迎える。Poodlanaはプリセール終了後わずか60分でRaydiumに上場という、大胆なブランディングを仕掛ける予定だ。

Solana:2024年に台頭する大物

Solanaは、分散型アプリケーション(dApps)を構築するためのレイヤー1プラットフォームを提供するブロックチェーン大手だ。毎秒約3,000トランザクションという超高速トランザクションと、1トランザクションあたりわずか0.00064ドルという最低水準の手数料で広く知られる。

2024年、Solanaベースのミームコインの人気が大きく高まったおかげで、脚光を浴びているSolana(SOL)。Bonkを始めとするこれらのコインの普及により、SOLは2023年10月の初めから3月までの間に840%以上も急上昇した。

SerumやRaydiumのようなSolanaエコシステム内の主要プロジェクトが、この人気をさらに高めた。これらの分散型金融(DeFi)プロジェクトが、急上昇するネットワーク人気の中核を担い、最新のSolanaプロジェクトへのアクセスを提供、SOLの大規模な需要を牽引している。

Solanaは現在、トータル・バリュー・ロックド(TVL)で3位にランクされており、本稿執筆時点で48.5億ドルという高額を誇っている。さらに驚くべきことに、その24時間取引高は233億9000万ドルで、これはイーサリアムのほぼ10倍である。

Solanaは、VanEckや21Sharesのような大手資産運用会社が新たなスポットSolana ETFを申請することによる機関投資家の投資の増加にも備えている。これらの申請はSOLの価格を押し上げ、さらなる成長の機会を作り出すとともに、Poodlanaのようなミームコインに注目を集めるだろう。普及の広がりと、強固なマーカーパフォーマンスを見せるSolanaは検討すべきトップ仮想通貨の1つである。

Near Protocol:開発者に優しいブロックチェーン

Near Protocol(NEAR)はアクセスしやすく高性能なブロックチェーンで、ホストされるdAppsをより速く、より簡単にする。スピードと効率に関しては、NEARはSolanaに匹敵する。すでに7,400万以上のアカウントをサポートし、合計10億以上の取引を実行。しかし、Sonalaが引き起こしたような重大な障害はまだ発生していない。

今年7月、NEARは5日から15日までのわずか10日間で40%以上急騰するなど、好調を見せた。7月16日にNEARが分散化を進め、ステークホルダーの管理を強化するための新しいガバナンス案を発表した際にもこの勢いは変わらず。この発表が市場上昇の引き金となり、NEARの株価はさらに10%急騰した。

Nearコミュニティは非常に強気だが、それには理由がある。プロトコルの信頼性、革新的な機能、そして最近の価格パフォーマンスを見ても、NEARが今注目すべき仮想通貨の一つであることがわかる。そのエコシステムは成長を続けており、Near Protocolの未来は明るい。