3ヵ月の低調ののち、仮想通貨市場は1月の底値圏から回復基調にある。ビットコインの価格は1月下旬につけた安値から20%以上回復し、現在は40,000ドルをサポートにしている。ビットコインが回復するに連れて、MXの価格も上昇中で、2ドルのレジスタンスを超えれば、上昇はさらに加速する可能性がある。$MXは、仮想通貨取引所『MEXC Global』が発行するネイティブトークンである。
景気減退と金利上昇の予測は、金融市場の不確実性の高まりを意味している。 MEXC Globalは、2022年の不確実な時期にあっても、$MXが長期的に上昇が可能なトークンであることをアピール中だ。
以下では、仮想通貨『冬の時期』に$MXを保持すべき3つの理由をみていこう。
【理由①】積極的なブランド戦略
ここ数ヶ月間、MEXCチームの動きは特に活発だと評判だ。 昨年10月には、MEXC GlobalはBybitとの戦略的提携を締結し、各種プロジェクトを遂行するための互換ランチパッドを開発した。続く11月には、MEXC Pioneerは1億ドルの成長ファンドを立ち上げ、Solana、Polygon、Avalanche、Algorandなど錚々たるプロジェクトの初期段階を支えた。さらに今年に入って、MEXCはブロックチェーン業界最大のイベントである『Bitcoin 2022』のスポンサーシップを発表している。
今後も事業のグローバル化が進めば、より多くの企業との提携やマーケティングキャンペーンが発表されることだろう。昨年11月、MEXCは『Crypto Expo Dubai 2021』でアジア最高の仮想通貨取引所の栄誉に輝いた。この受賞は、当初から世界を相手にしたMEXCのグローバル戦略の先見性と、臨機応変の柔軟なビジョンのたまものだ。
【理由②】CEXの優位性
MEXCは、CEX(中央集権型取引所)である。Coinmarketcapによると、MEXCは毎日平均5億ドル以上の取引量を誇り、200ヵ国以上でユーザーを増やしている。その急速な成長を示す象徴として、仮想通貨の取扱い銘柄の多さと、後にメジャーとなった仮想通貨の多くが最初に上場したのはMEXCだったという事実がある。 実際、MEXCには1,400を超える仮想通貨が上場しており、投資家は新登場の仮想通貨を青田刈りすることができる。調査によると、2021年下半期にMEXCでローンチされた約300の新しい仮想通貨のうち、29がBinanceとCoinbase Proでも上場に成功した。そのうち23はIEOもMEXCで行っている。
BinanceとCoinbaseに上場したMEXC出身のトークン
仮想通貨は、上場される取引所が多いほど、市場からは高品質であると評され、認知度も高くなる。MEXCは新進の仮想通貨に強く、プロジェクトの選択眼とIEOのすばやさは、BinanceとCoinbaseを上回る。そのことがMEXCをCEX(中央集権型取引所)の中でも際立った競争力をもつ取引所にしている。MEXCは、CoinGeckoの取引所ランキングで世界17位にランクインしており、今年はさらにランクが上昇すると予想される。
【理由③】上げ相場にも下げ相場にも強い
$MXトークンは、2018年のローンチ以来、徐々に値を上げ、昨年11月には最高値の3.7ドルに達した。初期の購入者には400倍ものリターンがもたらされた。
MXトークン価格チャート(出典:CoinMarketCap)
多くの投資家は今年、金融政策の引き締めを予想している。この場合、仮想通貨に対する市場のセンチメントは悪化する。つまり、2022年には2年間続いた上げ相場は終わりを告げ、仮想通貨「冬の時期」が再来する恐れがある。 17,000以上の仮想通貨のどれが最も速く回復するか、最も上昇するかを予測するのは難しい。だが、特定のトークンは依然として強い競争力をもち、ここ数週間も高い投資パフォーマンスを上げているのは確かだ。 リスクオフ局面にもかかわらず、$MXは常に投資家たちのウォッチリストに登録されている。
本記事の執筆時点で、MXークンは4.5%増の1.7ドルである。最初のレジスタンスは、1月の最高値である2ドル。2ドルのレジスタンスを超えた場合は、12月の高値2.5ドルと11月のATH3.7ドルが視野に入ることになる。