10月1日にイランがイスラエルへミサイル攻撃を行ってから、中東情勢が悪化しており、リスク回避として資産をパニック売りする投資家が増えています。
10月は仮想通貨に強気相場が起きやすい月ともいわれており、多くの仮想通貨は中東情勢の悪化で下落した価格を回復させていますが、まだまだ予断を許さない状況が続いています。
そのような中で、仮想通貨市場のクジラ(大口投資家)たちは、資産を売却して新たな仮想通貨プロジェクトへ投資をする動きを見せており、次はどの最新ミームコインにクジラが動くのか、様々な予測がされています。
例えば、とあるクジラは最近高騰したPopcat($POPCAT、ポップキャット)を361万ドル分売却し、発生した利益396万ドルのうち145万ドルをGigachad($GIGA、ギガチャド)という比較的新しいトークンの購入にあてました。
本記事では、そのような投資家たちが10月に購入を考えているといわれる3つの最新ミームコインをご紹介します。
Pepe Unchained(PEPU)
Pepe Unchained($PEPU、ペペアンチェーンド)は、トップミームコインの1つであるPepe($PEPE、ぺぺ)の改良版として発表された最新ミームコインで、現在行っているプレセールで1800万ドル以上という大規模な資金調達に成功しています。
先月に引き続き今月3日にも、クジラによる約5万2000ドル相当の$PEPU購入も確認されており、プレセール終了後の急成長が期待されています。
Pepe Unchainedの人気が沸騰している理由は、$PEPEと同じ緑のカエルミームを使用しているというだけでなく、Ethereum(ETH、イーサリアム)の新しいレイヤー2技術を用いて、独自のブロックチェーン(Pepeチェーン)も開発していることにあります。
このPepeチェーンによって$PEPUは、$PEPEで課題となっていた取引遅延や手数料高騰などの問題を解決し、ユーザーエクスペリエンスを高めようとしています。
また、Pepeチェーンで抑えた運用コストをコミュニティへ還元するために、ステーキング機能では高利回りな報酬を提供しており、現在は121%のAPY(年間利回り)を設定しています。
さらに、Pepeチェーン上で実行される取引状況をリアルタイムで確認できる専用ブロック・エクスプローラーや、ETHやUSDTと$PEPUをリーズナブルに取引できるカスタムDEX(分散型取引所)も備える予定で、実用性の高いミームコインとして注目されています。
Crypto All-Stars(STARS)
Crypto All-Stars($STARS、クリプト・オールスターズ)は、EthereumのERC-1155マルチトークン規格を採用して、業界初となる統一ステーキング・プラットフォームの開発をしている最新ミームコインです。
MemeVault(ミーム金庫)と呼ばれるこの統一ステーキング・プラットフォームで$STARS保有者は、すでに保有しているミームコインを複数同時にステーキングして、$STARSで報酬を得ることができます。
MemeVaultに現在対応しているのは、$PEPEやドージコイン($DOGE)やシバイヌ($SHIB)など、11種類の主要ミームコインで、ステーキングの報酬は通常の最大で3倍にもなることが説明されています。
また、$STARSトークンそのものをロックできるステーキング機能もあり、現在709%のAPYが提供されています。
現在実施中のプレセールは、200万ドル以上の資金を投資家から集めており、クジラの購入も確認されています。
Flockerz(FLOCK)
Flockerz($FLOCK、フロッカーズ)は、投票して稼ぐ革新的なVote-To-Earn(V2E)システムを導入した青い鳥のミームコインです。
FlockTopia(フロックトピア)といわれる分散型自律組織(DAO)では、$FLOCKトークンの保有者になると、開発やマーケティングなどプロジェクトの将来を決める重要な決定へ投票できるようになり、投票すると$FLOCKトークンで報酬が得られる仕組みになっています。
また、ステーキング機能では現在3479%のAPYに基づく報酬が提供されています。
コミュニティ主導のプロジェクトで、ガバナンストークンとしての実用性も持ち合わせている$FLOCKには、戦略的な投資家からも高い評価がつけられており、先月開始されたばかりのプレセールにはすでに50万ドル以上の資金が集まっています。
【公式サイト】
Pepe Unchained | Crypto All-Stars | Flockerz