非代替性トークン(NFT)マーケットプレイスのOpenSeaは、プラットフォーム内でのソラナ(SOL)ブロックチェーンと近い将来に統合することを発表した。これが実現すれば、NFTエコシステム全体に利益をもたらし、業界の発展に弾みを付けることになるだろう。

具体的なスケージュールは定かではないが、OpenSeaが公開した動画によれば、4月にも統合が行われるようだ。そうなれば、イーサリアムやポリゴン、クレイトンの3つのネットワークにソラナが追加されることになる。

OpenSeaが公開した16秒のティザー動画では、ソラナ統合に関する憶測ツイートを次々とポップアップさせ、「Web3で最もよく守られている秘密」だと言及している。この動画は既に76万回再生されて、多くの注目を集めていることがわかる。

2022年1月のNFTマーケットプレイスのLooksRareの出現は、NFT業界内におけるOpenSeaの独占に対する挑戦となった。エアドロップモデルを採用することで、経験豊富な投資家を引き付けることにつながった。

Dune Analyticsのデータによれば、LooksRareは1月10日の開始以来、計5万5874人のユーザーが登録しており、213億ドルを超える取引高を記録している。OpenSeaの方はユーザー数では88万4052人となっているが、一方で取引高は120億ドル強に過ぎない。

ソラナのエコシステムの場合、DappRadarのデータによれば、Magic Edenが過去30日間で4105万ドルの取引高でトップとなっており、SolanartとSolseaが続いている。