24日のビットコイン(BTC)円は1439万0081円から取引が始まった。21日に1500万円まで戻した相場だったが、海外取引所における巨額ハッキングにより1420万円まで急落を演じ、週末は1440万円周辺での揉み合いとなった。週明けには水準をやや下げ、東京時間は1430万円を挟み込み小動きとなったが、米国時間に米株が急落を演じるとBTCも連れ安となり1400万円近辺まで下落した。今朝方、ドル建てBTC相場が9万4000ドルを割り込むと、ロングの投げを伴って売りが加速し、相場はおよそ3ヵ月ぶり安値となる1370万円まで一段安を演じた。終値は若干水準を戻し、1372万2097円となった。

第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト

英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。