仮想通貨取引所とは何か?解説しよう

  • 2018年07月12日
仮想通貨取引所とは何か?解説しよう
1.

仮想通貨取引所の機能はどのようなものか?

 ある仮想通貨と別の仮想通貨との交換、コインの売買、法定通貨から仮想通貨への交換を可能にする。

 仮想通貨取引所は、コイン及びトークン、両方の通貨の取引レートを決める。仮想通貨相場は通常、売り手と買い手の行動に左右されるが、その他にも価格に影響を与える要因が存在する。

 さまざまな仮想通貨取引所が、それぞれ異なるオプションや機能を持っている。トレーダー向けの取引所もあれば、仮想通貨と法定通貨の交換を促進するための取引所もある。一般的なトレーダー向けに設計された仮想通貨取引所では、仮想通貨と法定通貨の取引所よりも、安い手数料で仮想通貨を売買することができる。また、取引プラットフォームは口座からお金を引き出す際に、手数料を徴収する。

 基本的に、仮想通貨取引所は一般的な証券取引所と同じような機能を持つ。異なる点として、証券取引所では、トレーダーは株式やデリバティブなどの資産の売買を通して相場変動から利益を得るのを目的とするのに対し、仮想通貨取引所では、トレーダーは仮想通貨ペアを使い、変動率の高い通貨相場から利益を得る。

2.

仮想通貨ペアとは何か?

 仮想通貨の取引ペアを使うことで、通貨の相場変動から利益を得ることができる。それが、仮想通貨トレーダーの本業である。

 ペアにおける通貨の順番が常に重要であることを、覚えておく必要がある。例えば、もし近い将来、BTCがUSDに対して値上がりすると予測すれば、BTC/USDペア(頭がBTCで、次にUSDが続く順番のペア)を購入しなくてはならない。その反対も同様で、もしBTCがUSDに対して値下がりすると考えるなら、その場合はUSD/BTCペア(頭がUSD)を購入する。

 人気のある取引所の中には、全て仮想通貨のペアだけを提供し、法定通貨の使用を避けているところもある。最も人気のある仮想通貨同士のペアは、BTC/LTC(又はLTC/BTC)、及びETH/BTC(又はBTC/ETH)である。しかし、USDとのペア(USD/BTC、BTC/USD、等)を取引できるABCCプラットフォームなどの仮想通貨取引所も、たくさん存在する。利益を得たら(又は損失を被ったら)取引を終了し、別の取引を開始する。

3.

なぜ仮想通貨取引所によって価格が異なるのか?

 それは、取引所が相互に接続されていないからである。価格は、それぞれの取引所における売買活動によって異なる。

 どの取引所も、自らの取引所内の取引高、及びユーザーの需給に基づいて、ビットコインの価格を計算する。そのため、取引所の規模が大きいほど、より市場関連性の高い価格で取引できると言える。

 ビットコインやその他のどんなコインにも、「不変」又は「公正」な価格というものは存在しない。価格は常にその瞬間において、市場により決定される。

 グーグルに代表される多くのニュースサービスは、ビットコインやその他のコインを集約して価格を決める。コインテレグラフの場合は、BTCやETH、その他の通貨の価格指数を使用している。これは、人気のある27取引所の価格に基づく平均値として、独自に計算した指数である。

4.

さまざまな取引所の価格差から利益を得ることができるか?

 少額の利益なら、可能である。ただし、価格差が取引手数料を上回っている必要がある。

 通常の取引日に人気のある5つの取引所のビットコイン価格を比較してみれば、おそらく1~2%の価格差を見つけることができるだろう。取引高の多い活発な取引日であれば、価格差は5%に達する場合もある。通常、価格が著しく上下するたびに、取引高が増加する。

 ある取引所でビットコインをより高い価格で売り、別の取引所でより安い価格で買う場合、取引手数料や、それぞれの取引所で課される手数料が、価格差の価値を超えないことに注意しなければならない。価格差にそれだけの価値がないこともあるからだ。

 しかし、インターネット上には、アービトラージ(裁定取引)のためのソフトウェアがたくさん存在する。それらを使えば、調査に要する時間にもよるが、異なるビットコイン価格から少額の利益を得ることが可能だ。

5.

取引をしたい場合、何から始めればよいのか?

 まず、仮想通貨をいくらか購入する必要がある。

 仮想通貨取引所で自分の口座を開始するには、その口座にまず資金を送金する必要がある。仮想通貨取引所は、取引所内通貨(最初に口座に入れる通貨)として、米ドルやその他の法定通貨を受け入れないのが、ごく一般的である。

 そのため、仮想通貨取引所、又は自分の仮想通貨ウォレットアプリで仮想通貨をいくらか購入し、仮想通貨取引所が提供するアドレスに送金する必要がある。ただし、米ドルやペイパル、クレジットカードなどを受け付けているプラットフォームも、いくつか見つけることができる。

 もし取引するのに十分な資金を持っていない場合は、仮想通貨取引所からお金を借りることもできる。これは、証拠金取引と呼ばれる方法である。この場合、取引に含まれているレバレッジ要因により、利益や損失が増幅される可能性があることを忘れないことが重要である。

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