日本の商社である三井物産は、金(ゴールド)にペッグした仮想通貨を発行することを計画している。Nikkei Asiaが報じた

「ジパングコイン(ZPG)」と呼ばれる新しいデジタル通貨は、早ければ2月に発行され、仮想通貨取引所を通じて個人投資家が利用できるようになるという。

このコインは金と連動しており、1ZPGは金1グラムに相当し、三井住友銀行が保証を行う。

報道によると、新しい金連動のコインは三井物産独自の仮想通貨取引所を通じて提供され、後にほかの取引所でも利用できるようになるという。三井物産はセブン銀行などとともに仮想通貨取引所を立ち上げ、金融庁から登録を取得している。

新しい金ベースのデジタル通貨は、インフレヘッジ手段を提供する新しいオプションを目指している。三井物産は、新たな投資機会の提供とともに、店舗やスーパーでの支払手段としてもZPGを利用できるようにする計画だという。