仮想通貨ビットコイン(BTC)の大胆な価格予想で知られる米分析会社ファンドストラット社の代表であるトム・リー氏が、ビットコインが「(2018)年末には爆発的な高値をつける可能性がある」とのべた。25日、新興成長国との相関を根拠に考察した。
ビットコイン相場は現在低迷しているが、リー氏は価格が今年2万5000ドル(約277万円)まで行く可能性があるとあくまでも強気姿勢を堅持している。
同氏が着目するのは新興成長国の株式と連動するETF(上場投資信託)だ。年初に最高値をつけた後低迷というビットコインと似たチャートを形成している。
ビットコインとMSCIエマージング市場ETFの相関?情報元: CNBC “Trading Nation”
リー氏によると、ヘッジファンドが「新興国買い」をやめたタイミングと「ビットコイン買い」をやめたタイミングは同じだった。
現在はビットコインと新興国を取り巻く環境は大きく変化しているとし、特に米連銀が金利引き上げのスピードをゆるめた場合、潮目が変わる可能性があるという。
リー氏は今年7月にもビットコインが年末までに「2万2000ドルから2万5000ドルの間」をつける可能性があるとしていた。
コインテレグラフ日本版では今月上旬にトム・リー氏に動画インタビューを行っている。
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