フィンテック企業Defianceは2日、ニューヨーク証券取引所Arcaで非代替性トークン(NFT)をテーマにした上場投資信託(ETF)を立ち上げると発表した。ファンドのティッカーシンボルNFTZで上場される。

このファンドは、NFTを直接購入してウォレットに保管するわけではない。その代わり、メタバースやNFTに関連するもしくは進出しようとしている企業のインデックスを追跡するものだ。

NFTZではそのポートフォリオに計34社の株式を保有している。ファンドが保有する株式は、コインベースやクラウドフレア、Plbyグループ、マラソンデジタル、Hut8マイニングが含まれている。最大の保有株は、シルバーゲート・キャピタルで、純資産の6.74%にあたる。シルバーゲートは、シルバーゲート銀行で仮想通貨関連のサービスを展開している。

この発表に関してDefianceの共同創設者兼最高投資責任者であるシルヴィア・ヤブロンスキー氏は「NFT革命」がインターネットよりも大きな可能性があると主張している。

「NFT革命はアーティストやアスリート、クリエーター、そして多くの業界の経済モデルを根本的に変えるだろう。NFTはインターネットよりも大きくなる可能性がある」