バンカメ、マルチレイヤーのデジタル通貨ウォレット向け技術の特許申請

米大手銀行のバンク・オブ・アメリカは、マルチレイヤーのデジタル通貨ウォレット向けに特許を申請した。8月15日に米特許商標庁に申請した。要求された資産に応じて、異なるパスワードを付与するという。

特許申請した同技術は、デジタルウォレット・インターフェイスがあるコンピューティングプラットフォーム。パブリックもしくはプライベートのブロックチェーン管理にピアツーピア(P2P)のネットワーク内での操作が可能とされる。

申請書類では、デジタル通貨として、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を例に挙げている。

「説明に役立つ実例として、ユーザーは、論理的に概念化した4BTCと20ETHをデジタルウォレットのインターフェイスの第1層に保持することが可能だ。ユーザーは、3BTCを含むそのビットコインの分散型P2Pネットワークとそのネットワーク内のアドレス向け第1ネットワーク機能リクエストと、10ETHを含む第2ネットワークとそのネットワークのアドレス向け第2ネットワーク機能リクエストを指定できる」

バンカメは申請書内で、既存の仮想通貨ウォレットは、セキュリティ上の、特にプライベートキー(秘密鍵)管理に関して多くの課題があると指摘する。例えば、ユーザーが保管するプライベートキーは盗難や取り扱いミスの対象になりやすい。バンカメは、マルチティアのウォレットシステムで現在のウォレットシステムのセキュリティを強化できるとみている。

バンカメは今年7月にも、新たな決済システムの特許を申請している。

【関連記事:バンカメ、新たな決済特許でリップルの分散型台帳技術を引用

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版