米ペイパルCFO、決済手段としての仮想通貨普及は「時期尚早」|ビットコイン決済導入も「欲求強くなかった」

米決済大手ペイパルのCFO(最高財務責任者)であるジョン・レイニー氏は、7日のYahoo Financeとのインタビューの中で決済手段として仮想通貨が普及するのはまだ時期尚早という見方を示した。

ビットコインや仮想通貨に対する見方を聞かれたレイニー氏は、ペイパルが以前、支払い手段としてビットコイン(BTC)を受け入れていたと指摘。ただ、価格のボラティリティ(変動幅)が大きいことから、「店舗側が受け入れても、すぐにより安定したユーロやドルなどの通貨に交換していた」とし、「(仮想通貨に対する)欲求は強くなかった」と述べた。

その上でレイニー氏は、次にように続けた。

「ブロックチェーンと仮想通貨に従事しているチームは確かにある。そして、今後どんな形になるか分からないが、我々もブロックチェーンと仮想通貨の動きに加わりたい。ただ、現時点では、時期尚早だと思う」

レイニー氏は、昨年5月にも仮想通貨のボラティリティに関して批判的な見方を示していた

また、ペイパルの元CEOであるビル・ハリス氏はビットコイン懐疑派として知られており、昨年8月、スケール化やボラティリティの問題からビットコインの価値は「かなりゼロに近くなる」と発言した

一方、ペイパルは先月、ブロックチェーン基盤のデジタルID管理に焦点を当てたスタートアップ企業ケンブリッジ・ブロックチェーンに出資したと報じられた

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版