仮想通貨取引所ビットフライヤー・ヨーロッパが29日に発表した調査によると、欧州の人々は新型コロナウィルスのパンデミックの中で、仮想通貨の未来に自信を深めている。

ビットフライヤーによる調査は欧州10ヵ国で1万人を対象に顧客アンケート調査を実施した。調査対象国はベルギー、デンマーク、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、スペイン、イギリスだ。

調査によれば、仮想通貨が10年後も存続すると信じている人々の数は、全体の66%っとなった。これは前回の2019年調査の63%からわずかだが上昇している。

新型コロナウィルスで深刻な被害が発生したイタリアでは、欧州全体の中でも仮想通貨に対する信頼が最も高い国となっている。調査によると、イタリア人の72%が仮想通貨の将来に自信を示している。

逆に、イギリスは仮想通貨の未来に対する信頼の面では、10ヵ国の中で最も低い数値だった。仮想通貨が今後も続くと考えているのは、イギリスでは56%という結果になっている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン