米国政府は、大手ブロックチェーン分析企業チェイナリシスの支援を受け、ランサムウェアに対する取締りを行った。
米司法省は27日、連邦捜査局(FBI)が世界中の病院を標的にしたランサムウェア「NetWalker」から仮想通貨で45万4530ドルを押収したと発表した。このランサムウェアは新型コロナウィルスのパンデミックが発生した際に世界中の医療機関を標的としていた。
司法省の発表によれば、今回カナダ人のセバスチャン・ヴァシャン・デジャルダン被告を逮捕・起訴した。またランサムウェアによる被害額は2760万ドル以上にのぼるとしている。
この司法省の発表と同日、チェイナリシスもNetWalkerの捜査に協力したことを明らかにしている。
NetWalkerは仮想通貨で身代金の支払いを要求しており、チェイナリシスはブロックチェーン分析でNetwWalkerの身代金の流れを追跡したという。
FBIは2020年7月にNetWalkerによる医療機関への攻撃に警告を行っていた。FBIでは、新型コロナによるロックダウンが世界中で行われた2020年3月にNetWalkerの存在を把握したと述べている。
ランサムウェアはリモートワークが広まったことで、ビジネスネットワークに新たな脆弱性が開かれたことで、過去1年で増加傾向にある。また新型コロナウィルスに関する情報提供をうたったメールを送信するケースもあるという。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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