ビットコイン価格分析
ビットコインは52,000ドル近辺でのレジスタンスに直面しているが、強気派は弱気派に譲歩しておらず、利益確定を急いでいないことを示している。

右肩上がりの20日間指数平滑移動平均線(46,947ドル)は強気派が優位に立っていることを示しているが、相対力指数(RSI)が81以上であることは、短期的には上昇が速すぎた可能性があることを示唆している。
現在のレベルから価格が下落し、48,970ドルから反発すると、強気派がそのレベルをサポートに転換したことを示す。それは上昇の継続の可能性を高めるだろう。
BTC価格が52,000ドル以上を維持した場合、BTC/USDTペアは60,000ドルへの上昇が可能であり、それは強固な障害となりそうだ。逆に、20日間EMAを下回ると、短期的な反転の危険がある。
イーサ価格分析
強気派は2月14日にイーサ(ETH)を2,717ドルのレジスタンスを超えて推進し、上昇トレンドの再開を示した。上昇時の次の目標は心理的に重要な3,000ドルのレベルだ。

過去数日間の急激な上昇はRSIを買われ過ぎの状態に押し上げ、短期的に上昇が過熱している可能性を示している。これにより、次の数日間に小さな調整または保ち合いが発生する可能性がある。
価格が2,717ドルから反発すると、センチメントが強気のままであり、トレーダーが下落を買いの機会と見ていることを示す。それに対し、価格が下落し、2,717ドルを下回ると、強気派が優位を失っていることを示すだろう。ETH/USDTペアは20日間EMA(2,526ドル)まで下落するかもしれない。
ソラナ価格分析
ソラナ(SOL)は2月14日に119ドルから下落し、逆ヘッド&ショルダーパターンのネックラインである107ドルを試す展開が予想される。

価格がネックラインから反発すると、強気派がそのレベルをサポートに転換したことを示す。それは126ドルを突破する可能性を高める。その後、SOL/USDTペアは135ドルのパターン目標に向けて上昇を試みるだろう。
逆に、価格がネックラインを下回ると、弱気派が上昇時に売却し続けていることを示す。強気派は再び移動平均線での下落を食い止めようとするが、その試みに失敗すると、ペアは93ドルにスライドするかもしれない。
XRP価格分析
XRPは2月14日に20日間EMA(0.53ドル)から上昇し、2月15日に50日間SMA(0.55ドル)を超えた。これは高いレベルでの安定した買いがあることを示している

価格は下降トレンドラインに達しており、そこでは強気派と弱気派の間で激しい戦いが予想される。強気派が勝利すれば、XRP/USDTペアは0.67ドルに向けて加速する可能性がある。0.62ドル近辺にマイナーレジスタンスがあるが、おそらく克服されるだろう。
逆に、現在のレベルから価格が急激に下落し、20日間EMAを下回ると、弱気派が下降トレンドラインを激しく守っていることを示す。その後、ペアは0.50ドルまで下落するかもしれない。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自分でリサーチを行って決定してください。