BTC/USDT
ビットコインは1月4日に移動平均線を上回ったが、強気派は17,061ドルのハードルをクリアすることができなかった。これは、弱気派が直上のレジスタンスで激しく抵抗していることを示している。

1月6日に移動平均線を割り込んだものの、ローソク足が下ヒゲになっていることから、下値では買いが入っていることを示唆している。強気派は17,061ドル以上への上昇をもう1度試みるかもしれない。
もし成功すれば、BTC/USDTペアは勢いを取り戻し、17,854ドル、そして18,138ドルへと上昇する可能性がある。
一方、現在のレベルや直上のレジスタンスから下落に転じた場合、17,061ドルから16,256ドルの狭いレンジでもうしばらく留まることになるだろう。
ETH/USDT
イーサ(ETH)は、ここ数日、1,150ドルから1,352ドルの間でレンジ相場を形成している。レンジ内の値動きはランダムで不安定なものになる可能性がある。

移動平均線は横ばいとなっており、相対力指数(RSI)はポジティブな領域にあり、強気派がやや優勢であることを示唆している。ETH価格が上昇に転じ、1,272ドルを上抜けした場合、ETHは、1,352ドルの直上のレジスタンスまで上昇する可能性がある。
もう1つの可能性は、価格が下落に転じ、移動平均線以下に再び潜り込むことだ。その場合、ETHは当面のサポートである1,150ドルまで下落する可能性がある。このレベルでは、強気派と弱気派の厳しい戦いが繰り広げられる可能性がある。
XRP/USDT
XRPは1月4日に20日間指数平滑移動平均線(0.35ドル)を上回ったが、当日のローソク足から分かるように、強気派は高値を維持することができなかった。

1月5日に下降に転じ、対称トライアングルのサポートラインまで低迷した。 移動平均線はともに下降しており、RSIはネガティブな領域にあり、弱気派が主導権を握っていることを示している。
価格がトライアングルを下回った場合、XRP/USDTペアは0.30ドルの重要なサポートに向けて下落を開始する可能性がある。
逆に、現在の水準から上昇に転じ、20日間EMAを上抜けると、サポートライン付近での強い買いを示唆することになる。その後、XRPはトライアングルのレジスタンスラインに到達する可能性がある。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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