英ロンドンを拠点とする仮想通貨取引所Exmoは、DDoS攻撃(分散型サービス拒否攻撃)を受け、取引所のサーバーが利用できなくなった。
15日のツイートで、ExmoはハッカーがDDoS攻撃で取引所が標的にされていると報告した。このサイバー攻撃は通常、ウィルスに感染したサーバーからの多数の要求でシステムに過負荷を与える。
Important: DDoS attack on EXMO ❗️
— EXMO (@Exmo_Com) February 15, 2021
Please note the EXMO exchange website is now under the DDoS attack. The servers are temporarily unavailable.
We are solving this issue right now. Please stay tuned.
今回の攻撃はExmoにとって過去2ヶ月で2回目となる。2か月前には、ハッカーがビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、XRP、ビットコインキャッシュ(BCH)、テザー(USDT)、ジーキャッシュ(ZEC)で1050万ドル分が流出している。このハッキングについて、攻撃者がポロニエックスでXRPで100万ドル、ZECで280万ドル分が出金されており、資金の一部は回収できなかったと報告している。
コインマーケットキャップからのデータによると、Exmoの取引高は減少している。直近の24時間で4.9%減少している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン