仮想通貨取引所コインベースは、仮想通貨アグリゲーターサービスのZaboを買収する。

発表によると、コインベースはZaboを買収するプロセスを開始した。Zaboは様々な仮想通貨サービスのウォレットのデータ統合サービスを提供するスタートアップだ。買収額については明らかになっていない。

2018年に設立されたZaboは、APIを使って、様々な取引所やウォレットの仮想通貨アカウントを接続させる。このサービスにより、ユーザーは複数の仮想通貨アドレスから残高とトランザクション履歴をシームレスに取得できる。

Zaboのウェブサイトによると、ZaboのAPI統合には、コインベースのライバルであるクラーケンや、ウォレットサービスのLedger、仮想通貨決済プラットフォームのビットゴー、レバレッジ取引所FTXなど、50を超える仮想通貨取引所やウォレットサービスが含まれている。

米国最大の仮想通貨取引所であるコインベースは、今年に入ってからも多くの企業を買収している。ブックチェーンデータ分析プラットフォームであるSkewや、ブロックチェーンインフラプラットフォームであるバイソン・トレイルズ、取引実行プラットフォームのRoutefireといったスタートアップを買収している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン