EOSの10億ドル規模のVC部門、大手投資銀行ジェフリーズの元幹部が責任者に

 世界的な大手投資銀行であるジェフリーズ・グループのアジア支部の前CEOが、7月5日付けでEOSの10億ドル規模のベンチャーキャピタル部門に責任者として加わった。EOSの創設企業であるBlock.one公式発表で明らかになった。

 前職を約8年間務めたマイケル・アレクサンダー氏は、香港を拠点としてBlock.oneの執行委員を務めることになる。

 EOSのVC部門の新CEOとして、アレクサンダー氏はEOSIOエコシステムを基盤とする事業への投資とソーシングに重点を置き、直接的なベンチャー投資とEOS VCパートナーシップの両方を管理することになる。

 発表によると、Block.oneはそのベンチャー部門を介してEOSIOエコシステム事業に10億ドル以上を投資するという大規模な計画を持っており、米国、欧州、アジアでのVCパートナーシップを通じて既に約7億ドルを割り当てたという。

 これには、マイケル・ノボグラッツ氏の仮想通貨商業銀行であるギャラクシー・デジタル社との3億2500万ドルのEOSIOエコシステム基金に関するパートナーシップや、ブロックチェーン投資企業であるSVKクリプトからの資金提供で確保された5000万ドルも含まれている。

 発表で、アレクサンダー氏の考えが次のように引用されている。

「Block.oneは次世代の技術とインターネットを形作ろうとしている。創設者らの先見の明により、Block.oneは世界で最も急速に成長している組織の1つになっている...EOSIOオープンソース・コードの発行者としての同社固有の地位によって、この急成長しているプラットフォームに関する投資を率いる準備は整っている」

 アレクサンダー氏はロブ・ジェスダソン氏と合流する。ジェスダソン氏はオーストラリア・コモンウェルス銀行(CBA)の前最高財務責任者(CFO)で、Block.oneで働くために5月に同銀行を退職している

 EOSは仮想通貨であり、ブロックチェーンを用いた分散アプリケーション(DApp)の「オペレーション・システム」でもある。記事執筆時点で、EOSは世界第5位の仮想通貨であり、時価総額は約80億ドルだ。