4.2兆ドルの資産運用会社フィデリティ・インベストメンツは、メタバースにおけるノンファンジブルトークン(NFT)マーケットプレイスや金融投資・仮想通貨取引サービスなど、多数のWeb3製品・サービスの商標を米国で申請している。
12月21日に米国特許商標庁(USPTO)に提出された3件の商標出願で明らかになった。
#Fidelity has plans for the metaverse!
— Mike Kondoudis (@KondoudisLaw) December 26, 2022
The company has filed 3 trademark applications covering
▶️ NFTs + NFT Marketplaces
▶️ Metaverse Investment Services
▶️ Virtual Real Estate Investing
▶️ Cryptocurrency Trading
... and more!#NFTs #Metaverse #Crypto #Web3 #Defi #Finance pic.twitter.com/op9fg80e7z
フィデリティの重点分野のひとつは、メタバースであるようだ。投資信託、退職基金、資産運用、ファイナンシャルプランニングなど、幅広い投資サービスを仮想世界内で提供する可能性を示している。
また、電子請求書支払い、資金振替、そして「メタバースや他の仮想世界でのクレジットカード口座の財務管理」など、メタバースベースの決済サービスも示された。
仮想通貨に関しては、仮想通貨ウォレットサービスの提供とともに、メタバースでの取引・管理サービスも開始する可能性があることが提出書類で明らかになった。
申請書類には、「グローバルなコンピュータネットワークを介した電子決済および取引のための仮想通貨の電子的な保管および処理の性質を持つ電子ウォレットサービス、デジタル通貨、仮想通貨、仮想通貨デジタルトークン」と書かれている。

さらに、フィデリティはメタバースにおいて、「投資の分野と金融サービスのマーケティングの分野におけるクラス、ワークショップ、セミナー、カンファレンスの実施」で教育サービスを提供できると概説した。