Epic Gamesの創設者兼CEOであるティム・スウィーニー氏は、同社がマインクラフトのように非代替性トークン(NFT)を禁止することは「絶対にない」と述べている

マインクラフト開発元のモヤン・スタジオズ(Mojang Studios)は、NFTの投機的側面や希少性、NFTに関連するとされる詐欺のリスクはゲームの原則に反すると考え、7月20日にNFTとの統合を禁止すると発表した。

この動きは、NFTコミュニティでは物議を醸すと見られていたが、仮想通貨に懐疑的なゲーマーのコミュニティでは賞賛の声が上がっている。

スウィーニー氏が率いるEpicは、広く成功しているバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」の開発元であり、これもメタバースプラットフォームと見なされている。Epicは必ずしも仮想通貨やNFTに賛成しているわけではないが、スウィーニー氏は、同社がこのテーマに関する何らかの見解をユーザーに強制することは考えていないと述べている。

「ゲームをどう作るかは開発者の自由であり、それを遊ぶかどうかはユーザーの自由だ。ストアやOSメーカーが、自分たちの意見を押し付けて干渉することはあってはならないと考えている。私たちは絶対にそうしない」

この投稿に対し、Twitterユーザーの@Low5iveは、スウィーニー氏にEpic Gamesの「憎悪/差別的コンテンツ」禁止に関するポリシーとこれとの違いを質問した。これに対しスウィーニー氏は、Epic Gamesは「編集」的な判断を行っているが、NFTは今のところそれに該当しないことを示唆した。

「そのような判断をせず、合法的なものなら何でも受け入れるというストアもあれば、私たちのようにメインストリームの許容範囲内で線引きをしたり、オーナーの個人的信念に合致するゲームだけを受け入れるというストアもある」と述べている。