中国イーコマース大手のアリババが仮想通貨マイニングのプラットフォームを立ち上げたという一部報道があったが、17日午前同社が発表した声明でこれを否定した。
同声明によると、アリババはいかなる仮想通貨を発行する予定もマイニングプラットフォームを提供する予定はないという。
今回の誤報のきっかけとなったのは中国の仮想通貨関連情報を伝えるツイッターアカウントであるCnLedgerのツイートで、中国テンセント証券からのニュースとして伝えていた。同プラットフォームの登記自体は昨年10月に南京で登録されたとしていた。
Tencent News: Alibaba launching virtual currency mining platform "P2P Nodes", registered in Nanjing. May incorporate with e-commerce platform in future. (Unconfirmed)https://t.co/w0ZzgKk773
— cnLedger (@cnLedger) January 16, 2018
アリババ創始者のジャック・マ(馬雲)氏は昨年12月、世界はまだ仮想通貨と向き合うことに「準備ができていない」としていた。だが同氏は同時期に行われた米CNBCによる取材の中で、アリババはブロックチェーン技術の研究のため多くの資源をさいているとしていた。