豪州、旧石炭発電所をマイニング施設として再利用

 ブロックチェーン企業2社が提携し、オーストラリアの旧石炭発電所を活用したビットコインマイニング事業に乗り出す。7日の公式発表で明らかにした

 オーストラリアのスタートアップ企業のIoTブロックチェーンは、ビットフューリー社のマイニング用ハードウェアを導入するため、豪における同社の認定パートナーであるロイヤルティ・ブロックチェーン・グループと提携したことを、オーストラリア証券取引所(ASX)に報告した。閉鎖された発電所を利用したマイニング複合施設の共同開発計画に乗り出す。

 同2社はレッドバンク発電所を「ブロックチェーン活用複合施設」に再利用し、隣接するハンター・エナジー発電所から安価な電力を調達する。この計画が成功すれば、2ヘクタールの敷地でビットコインマイニング事業が行われる計画。

 電力購入の契約期間は5年で、さらに5年の更新オプションがついている。計20メガワットの電力をキロワット時あたり0.11豪ドルで購入する。今回の複合施設は、シドニーから北へ約120km離れたニューサウスウェールズ州の地域で、今後10年間のマイニング用燃料の確保を計画している。

 エネルギー施設を再利用したビットコインマイニング事業は近年、急速に増加しているものの、事業開始当初に問題に直面することも多い。コインテレグラフが今年始めに報じたように、ニューヨーク州や国境を超えたカナダでも同様のプロジェクトが実施されたが、地元経済が十分な恩恵を受けていないとして当局が批判していた。

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