盗んだIDで仮想通貨マイニング、AWSを5億円分不正利用 米当局がシンガポールの男性を起訴 

米国の検察は、盗んだ個人認証(ID)を悪用して仮想通貨マイニング目的でアマゾンウェブサービス(AWS)を違法に利用したとして、シンガポールの男性を起訴した。10月1日に起訴状が提出された。5億円相当分を不正利用したとされる。

シンガポール出身のホウ・ジュン・ジア被告はデバイスへの不正アクセスや窃盗などの罪で起訴された。

起訴状によると、2017年10月から2018年2月にかけて、「マシュー・ホウ」や「プレフィニティ」や「イーサリアム・ベンダー」とも名乗り、ロサンゼルス拠点のゲーム開発者などから複数のIDやアカウントを盗み出した。

また、AWSを使用し、ビットコイン(BTC)やライトコイン(LTC)やイーサリアム(ETH)などの仮想通貨のマイニング目的で違法にアクセスしていたとされる。

使用したコンピューティングサービスは500万ドル(5億4000万)以上とされ、一時期はAWSの最大の利用者であったとされる。

ID窃盗に関しては、米テキサス州やインドの事業主などのIDを悪用してAWSやグーグルクラウド上の仮想マシーンにアクセスしていた。

シンガポールの警察当局は9月に男性を逮捕。米国とシンガポール間には犯罪者引渡条約があるため、シアトル西部地区の地方裁判所に引き渡されて裁判となる可能性がある。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版