ツイッター上で7日に行われたアンケートによると、来週に予定されているセグウィット2xのハードフォークについて、ほとんどの回答者が2xコインではなく、従来のビットコインが「ビットコイン」として存続していくことを予想していることが分かった。同アンケートは、1万人以上のフォロワーを有する米起業家のライアン・チャールズ氏のアカウント上で実施された。

 今回のアンケートでは、「12月の時点で、ビットコインのどの枝がビットコインと呼ばれているか」という問いに対し、4400人以上の回答があった。

 結果として84%の回答者が、従来のビットコイン・コアチェーンが「真の」ビットコインとして存続している、という選択肢を選んだ

 同アンケートの正確性は定かではないが、セグウィット2xに反対する業界人の声が高まっているここ数日の流れと一致している。

 ビットコインの世界で多大な尊敬をあつめるニック・サボ氏も、自身のツイッターアカウントにNO2Xの文字を追加し、セグウィット2x反対を表明している。

 NO2Xの文字を掲げる有名アカウントには、ブロックストリーム者のサムソン・モウ氏やライトコインの創始者であるチャーリー・リー氏がいる。日本では、ビットコイン&ブロックチェーン研究所代表であり有名ブロガーの大石哲之氏もその一人だ。