米国の仮想通貨ヘッジファンド、パンテラ・キャピタルのダン・モアヘッドCEOは、3月25日、仮想通貨ビットコインが今後12ヵ月で過去最高値を更新するかもしれないと予想した。

モアヘッド氏は、新型コロナウイルスへの経済対策として世界各国の中央銀行が利下げや量的緩和策を加速させていることに言及。米連邦準備理事会(FRB)は、無制限の量的緩和策という方針を示した。

同氏は、「政府が紙幣の量を増やすと、株や不動産、金、仮想通貨など量が固定されたものを購入するのに必要な紙幣が増える」とし、米ドル建のビットコインの価値が今後上がると予想した。

「ビットコイン価格は今後12ヵ月で最高値を更新するかもしれない。これは一夜にして達成はされない。私の予想では、機関投資家が現在のポートフォリオを修復して新たな優先付けをするのに2~3ヵ月かかる。さらに3~6ヵ月は、経営危機の企業の債務、特別な状況、仮想通貨など新たな機会について研究するためにかかる。そのあと、彼らが割り当てを行うに連れて、それらのマーケットは上昇するだろう」

ビットコインは3月13日に50%以上も急落した。伝統的なマーケットと同様に即時の現金化を急ぐ投資家によるパニック売りが要因とみられており、ビットコインが安全資産として機能しなくなったわけではないという意見が出ている