仮想通貨ファンドを運営するグレイスケール・インベストメントは、1週間の間に運用資産を10億ドル増やしている。

10月22日にグレイスケールがツイッターで投稿した最新情報によると、同社は現在73億ドルの運用資産を保有している。これは、10月15日に報告された63億ドルから10億ドル増加していることになる。これらの値は発表された時から24時間前時点の数値となる。

資金は主にビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を対象とするfグレイスケール投資信託と、時価総額上位の仮想通貨で構成する「デジタルラージキャップファンド」が大部分を占めている。最近の運用資産の急上昇は、ペイパルが2021年から仮想通貨決済を提供するというニュースに続く、仮想通貨市場の急騰に関連している可能性がある。

グレイスケールのバリー・シルバートCEOは直近のツイートで運用資産が「1日で3億ドル増加した」と述べている。

グレイスケールのビットコイン投信は現在、60億ドル以上の資産を保有している。その保有するビットコインの量は、BTCの総供給量の約2.5%にのぼるといわれている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン