グーグル、ビッグデータ解析プラットフォームにイーサリアム追加

 グーグルクラウドのチームは29日、企業向けビッグデータ解析クラウドサービスBigQueryで、イーサリアム(ETH)のデータセットを正式に使用できるようにしたと発表した。

 公式ブログで明らかにした。イーサリアムのブロックチェーンデータは、データセットに掲載され、毎日更新される。このツールは、ビジネスの意思決定、イーサリアムのアーキテクチャ自体の改善(たとえば、更新の準備)の優先順位付け、バランスシートの調整などに役立つように作成された。

 グーグルの説明のように、イーサリアムのブロックチェーンには、トランザクションステータスのチェック、ウォレットの残高の確認などのランダムな機能のAPIが含まれている。しかし、APIエンドポイントには簡単に到達できない。ここで、BigQueryのOLAP機能が、こうしたタイプのデータを集約して視覚化するのに役立つ。

Ethereum transfers and transactions costs in 2018

Screenshot of Ethereum transfers and transactions costs in 2018. Source: BigQuery

 さらに、グーグルクラウドに基づくソフトウェアは、イーサリアムのブロックチェーンをパリティに同期し、デイリーベースの台帳からデータを抽出し、BigQueryに保存する。

 グーグルでは、新しいツールの使用例もいくつか示している。それらの1つには、イーサリアムのブロックチェーンをベースにしたゲームで、 ERC-721スマートコントラクトのトランザクション数で最も人気のあるクリプトキティーズがある。BigQueryは少なくとも10匹以上のクリプトキティーズ(グラフィック上の色は所有者を示す)を所有するアカウントと、そのマスコットの生殖適応度(サイズ)のデータを収集する。

 

CryptoKitties infographic of owners and CryptoKitties’ reproductive fitness

Screenshot of CryptoKitties infographic of owners and CryptoKitties’ reproductive fitness. Source: BigQuery

 グーグルは今年、ブロックチェーンをベースにしたツールとサービスを拡張した。2月には、 ビットコインのブロックチェーンで今回と同様の発表をしている。

 コインテレグラフが7月伝えたように、グーグルはグーグル・クラウド・プラットフォームで新しい分散台帳技術(DLT)ソリューションを提供するため、ブロックチェーン企業であるデジタルアセット社とブロックアップス社の2社と提携している。