ゲームエンジンのUnityは28日、Web3技術に関心を持つ開発者が分散化の取り組みを効率化できるよう、アセットストアに多数の仮想通貨関連のSDKを追加した。

アセットストアはUnityでゲーム開発を行う際に素材を提供しているオンラインストア。ここに新たに「分散化(Decentralization)」カテゴリページをリリースした。

仮想通貨ウォレットプロバイダーのメタマスクは、ストアで紹介された13のプラットフォームの1つで、メタマスクウォレットをUnityで開発されたあらゆるゲームに接続できるようになった。

ソラナやテゾスなどのブロックチェーンも、開発者プラットフォームImmutableXと並んで、SDKがストアに追加された。

Unityによると、これらの統合により、開発者はゲームにおける「所有権モデル」を変更し、プレイヤーがゲーム内のリソースを作成、獲得、取得し、その後取引や売却ができるようになるという。

最近のダップ・レーダーのレポートでは、2023年1月のブロックチェーン活動全体の約半分(48%)をゲーマーが占めていることが明らかになった。

同レポートでは、Web3ゲームに関連する発表やニュースをメインストリームで取り上げることが増え、アクティビティの上昇に寄与していると述べられている。