今秋開催予定のリップルのグローバル決済テック・カンファレンスであるスウェルで、米国の42代目大統領のビル・クリントン氏が基調講演を行う。リップルが31日にブログで伝えた。

 10月1日にサンフランシスコで開催されるカンファレンスに登壇する。オバマ氏とクリントン氏の政権下で国家経済会議の議長を務めたジーン・スパーリング氏がモデレーターを務める。

 ブログでは、クリントン氏は今日のインターネットの形を作るにあたり、成長と導入を先導するのを支援し、恵まれていないコミュニティにも同様に導入したと述べている。

 リップルは、デジタル資産やブロックチェーンといった今日の技術は、インターネットが90年代の成長期に提示したのと同じ課題をもたらすと述べている。両現象は、イノベーションの許容とリスク遮断の間のポリシーバランスを必要としている。

 仮想通貨と政治は今年、とても近付いている。米国当局は仮想通貨に対し、より規制が必要と述べている。最近では、取引所コインベースが、独自の政治行動委員会を組織し、仮想通貨フレンドリーなキャンペーンのために寄付金をプールしようとしている。

 2016年、クリントン氏は最初のフィジカルなビットコインを、仮想通貨起業家のマット・ロスザク氏から受け取ったと言われている。