中国、ビットコインキャッシュの引出しできず、OKCoinが起訴される

 中国のビットコイン投資家が、昨年のビットコインのハードフォーク後に、仮想通貨取引所OKCoinでビットコインキャッシュが引き出せなかったとして訴訟を起こした。リーガル・ウィークリーがこのほど伝えた。ビットコインキャッシュの配布をめぐる訴訟は中国では初めてという。

 投資家のフェン・ビン氏(仮称)は、 38.748ビットコインキャッシュ (BCH)を引き出せ無かったとして同取引所を訴えた。同氏はビットコインキャッシュが、昨年12月に最高値の4000ドルをつけた時に売却しようと考えたが、引き出そうとした際に、「引き出しボタン」が無かったと主張している。

 OKCoinは、同氏がビットコインキャッシュを引き出せなかったのは、ビットコインキャッシュの引出しプログラムの期限が切れたためだったと述べている。

 フェン氏は、同取引所がビットコインキャッシュの引き出し期限に関する公式声明を出していないと主張している。

「OKCoinのリリースに注意を払っていた。全ての声明において、受け取り期限やプログラムの削除に関する言及は無かった」

 OKCoinは、フェン氏のアカウントの残高記録と彼の主張は矛盾していると反論している。

 ビットコインキャッシュは、ハードフォークのよく知られた例である。そこでは、前バージョンで走っているノードは、新しいバージョンでは受け入れ不可となる。ビットコインは昨年8月に分岐した。ビットコインの保有者には保有分と同じ数だけのビットコインキャッシュが付与された。