Blockchain.com運営の仮想通貨取引所、英ポンドのサポート開始 ブレグジット懸念で「記録的な入金」【ニュース】

英国に拠点を置く、仮想通貨ウォレットプロバイダーのBlockchain.comは19日、同社が運営する仮想通貨取取引所ザ・ピット(The Pit)に英ポンドのサポートを追加した。

Blockchain.comのプロダクト担当のエクゼクティブ・バイスプレジデント、ゼン・ベイナム・ハード氏は、コインテレグラフに対して、ブレグジットが迫っていることで、英国人のユーザーから記録的な数の入金があったと語った。

ブレグジットのヘッジ手段に 

英国は先週の総選挙でブレグジット推進の保守党が勝利。英国人は来るべきブレグジットに身構えている状態だ。

ベイナム・ハード氏は、最近の総選挙の結果を受け、仮想通貨が「安全な避難所」として認識されているようだと語る。

「ビットコインは、ヴァーチャルなものであるにも関わらず、世界で最もハードな資産だ。歴史を通じて、経験豊富な投資家は経済の低迷や不安定性に直面した際、リスクを管理し、長期的に資産を保護するため、金(ゴールド)などのハードな資産に依存してきた」

ブレグジットには移行期間が設定されている。これはEUとの間で貿易協定を議論することになるが、貿易交渉が長引けば、英国経済の不確実性が長期化すると予測されている

さらに、最近英国のボリス・ジョンソン首相は、ブレグジット移行期間の延長しないと発言しており、新たな懸念に直面している。

これに関連して、ビットコインが個人投資家と機関投資家の両方からみて、不確実な地政学的・マクロ経済的な状況に対するヘッジ手段として「ますます魅力的になっている」と、ベイナム・ハード氏は語る。

「ブレグジット、世界的な景気後退、政府債務の問題といったイベントが、より多くの人々がビットコインや仮想通貨に目を向けるきっかけになるだろう」

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翻訳・編集 コインテレグラフジャパン