ビットコインのレイアー2ソリューションであるライトニングネットワークのノード数は、記録的なレベルに増加している。

オンチェーン分析のグラスノードのオンチェーンレポートによると、ライトニングネットワークのノード数は9月に160%増加し、過去最高の1万5600を記録した。8月末時点ではライトニングネットワークのノード数は約6000にとどまっていた。

異なるノード間の接続であるチャンネル数は、7万3000に達し、1ノードあたり4.6チャンネルになっていると、レポートは付け加えている。

「これは2019年から2020年までの間にライブであったチャンネル数の約2倍であり、この成長のほとんどは2021年5月以降のものだ」という。

グラスノードによると、ライトニングネットワークのキャパシティ(LNを使用して転送できるBTCの量)は「爆発的な成長」をみせている。

ネットワークのキャパシティは現在、2904BTCにのぼり、1月から170%増加している。また9月だけでも約22%の増加となっている。

ライトニングネットワークは、人気SNSであるツイッターがチップ機能に統合したことで注目された。またエルサルバドルでビットコインが法定通貨として採用されたことから、ライトニングネットワーク活用への期待も高まっている。