大手音楽ストリーミングプラットフォームのスポティファイは、アーティストのプロフィールにNFT(ノンファンジブルトークン)をテストしていると報じられている。

13日、スポティファイが米国でAndroidアプリの一部のユーザーを対象にテストを実施していると報道された。ユーザーは、アーティストのプロフィールでNFTのプレビューを見ることができる。現在、NFTを採用しているアーティストは、DJ兼プロデューサーのSteve AokiとインディーズロックバンドのThe Wombatsの2組のみ。

直接購入することはできないが、NFTの説明を読み、拡大プレビューを見た後、タップするとOpenSeaのページにリダイレクトされ、購入することができるようになっている。報道によると、スポティファイは動画やGIF形式をサポートしておらず、音のない静止画像のみが表示される。

同社の広報担当者は、今回のテストはアーティストとファンの体験を向上させるために行われており、「より幅広い体験への道を開く」ことになるものもあるが、同社の「重要な学習」として、テストに終わる可能性もあると述べた。スポティファイのユーザーの中には、ストリーミングサービスからNFT関連のアンケートを受け取ったとツイッターでシェアする人もいた。