仮想通貨(暗号資産)VISAカードを手掛けるSwipe(スワイプ)は5月1日、サムスンペイとの連携を発表した

この統合により、サムスンペイのユーザーは、サムスンペイ対応デバイスを使用して、スワイプのVISAカードの残高から支払いを行うことができる。

スワイプはグーグルペイとサムスンペイの両方で多国籍なサポートを提供する最初のデジタルウォレットプレとフォームになったと主張している。

これにより、英国とEUのスワイプカード所有者は、世界中の5000万を超える場所で仮想通貨の残高から支払いを行うことができるようになる。

スワイプのジョン・ケネスCOOは、サムスンとの関係はコンティス・フィナンシャルを通じて形成されたと、コインテレグラフに語った。

ケネス氏は、スワイプは「今回の提携が、サムスンの愛好家に仮想通貨を意識してもらうきっかけになってくれれば」と期待を語った。

COVID-19が非接触決済の普及に? 

ケネス氏は、新型コロナウィルスのパンデミック以降、「グーグルペイでのデジタル決済の数が大幅に増加している」と指摘している。

「人々が現金や物理的なカードから離れるにつれ、グーグルペイや、そしてサムスンペイはシームレスなUXの新しいチャネルとなるだろう」と、ケネス氏は付け加えた。

スワイプのジョセリート・リザロンドCEOは、「COVID-19の問題により、人々は現金や物理的なカードといったものを避けるようになっている。クライアントはデジタルソリューションでニーズを満たそうとしている」と語った。

ケネス氏は、スワイプは「年末までに東南アジア・アジア太平洋地域でのサービス開始に向けて現在取り組んでいる」とも語った。さらにスワイプで最近、米国での展開を承認されたという。。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン