仮想通貨交換業のみなし業者である楽天ウォレット(旧みんなのビットコイン)は1日、楽天カードから追加出資を受け、資本金を13億8000万円に増資したと発表した。楽天ウォレットは3月1日から社名を「みんなのビットコイン」から変更している

楽天傘下となってからは3回目の増資だ。前回1月の増資では7億3000万円に資本金を拡大しており、今回の追加出資は6億5000万円にのぼる。楽天グループに入る前の資本金は1億3000万円であり、楽天グループ入りで資本金が約10倍になった形だ。

楽天ウォレットは今回の増資により、事業拡大やサービス向上を図るとしている。楽天ウォレットは、現行のサービスを3月31日で終了し、4月から新サービスを展開する予定だ

楽天ウォレットは「楽天グループでの事業強化とシナジー効果を最大化するため」、社名を変更した。また4月1日からのグループ再編により、楽天ウォレットは、楽天の決済サービスを集約した子会社「楽天ペイメント」の傘下に入る形となる。