スマートフォンの位置情報を使ったゲーム「ステーションメモリーズ!」(駅メモ!)などを手掛けるモバイルファクトリーが今年9月までに仮想通貨を取り入れたゲームを開始する予定であることがわかった。日経新聞が報じた

ゲーム内利用する仮想通貨はイーサリアム。ゲーム内で決済でき、取引所で講座を開く手順を省略し、広くユーザーを取り込む狙いだ。

ブロックチェーンを使うことで、ユーザーが課金してアイテムを購入した場合に所有権は企業ではなく、ユーザーに移る。ゲーム内で育成して価値を高めたアイテムを転売して、利益をえることが可能で、これがスマホの位置情報とつながるゲームになる見通しだ。

モバファク側はゲームの基本料金は無料で提供し、新品のアイテムを販売することで利益を得る仕組み。日経新聞によると、今夏に売り出すアイテムの総額は開発費用の10億円を短期で回収できる規模になるとしている。