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Ciaran Lyons
執筆者:Ciaran Lyonsスタッフライター
Felix Ng
校閲:Felix Ngスタッフ編集者

「ミームコイン時代の終焉」は逆張りシグナルか サンティメントが反転の可能性を指摘

「ミームコイン時代の終焉」は逆張りシグナルか サンティメントが反転の可能性を指摘
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仮想通貨センチメント分析プラットフォームのサンティメントによれば、仮想通貨市場が不安定な値動きを続ける中でも、ミームコインの反転はトレーダーの想定より早く訪れる可能性がある。

サンティメントは公表したレポートで、「ミームコインに対する『ノスタルジー』のナラティブが広がっており、多くのトレーダーはこの分野が永久に死んだかのように扱っている」と指摘した。

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ドージコイン価格の推移 Source: CoinMarketCap

「『ミーム時代の終焉』を集団的に受け入れる動きは、典型的な投げ売りシグナルだ」とし、市場の一分野が完全に見放されたときこそ「逆張りのタイミング」になることが多いと説明した。

「群衆が見捨てた分野を注視せよ。最大の痛みが底を示すことが多い」とサンティメントは述べている。

市場下落の中でミームコイン時価総額は34%減少

コインマーケットキャップのデータによれば、過去30日間でミームコイン全体の時価総額は34.04%減の310.2億ドルに落ち込んだ。これは仮想通貨市場全体の下落と重なり、ビットコイン(BTC)は2月3日に6万ドル近辺まで下落し、2024年10月以来の安値を付けた。

時価総額上位100銘柄のうち、直近7日間で目立った上昇を示したミームコインは限定的で、例外的な存在は243.17%急騰したピッピン(PIPPIN)だった。次いでオフィシャル・トランプ(TRUMP)が1.37%高、シバイヌ(SHIB)が1.11%高となった。

過去のサイクルでは、まずビットコインが史上最高値を更新し、その後イーサリアム(ETH)、さらにリスクの高いアルトコインへと資金が循環するとの見方が一般的だった。

しかし、ビットコインの成熟と機関投資家の関心拡大を背景に、従来の資金ローテーションが同様に機能するのか疑問視する声も出ている。

「上げ潮がすべての船を押し上げる」展開にならない?

過去のアルトシーズンでは市場全体に広く上昇が波及したが、次のアルトシーズンはより選別的となり、一部の仮想通貨のみが上昇する可能性があるとの指摘もある。

ザ・グロウ・ミーの創業者クレイグ・コブ氏は、2025年8月のコインテレグラフの取材に対し、次のアルトシーズンは「上げ潮がすべての船を押し上げる」形にはならないと語っている。

サンティメントはまた、ソーシャルメディア上で弱気コメントが強気コメントを大きく上回るなど、市場に恐怖感が広がっている点にも言及した。これも相場反発の兆候になり得るという。

「歴史的に見て、市場は群衆の期待とは逆方向に動く。価格が上昇している局面でも疑念が残る状態は、持続的な回復に向けた健全なサインだ」とサンティメントは述べている。

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