ウィルス対策ソフトで有名なマカフィー氏のツイッターがハッキング被害 成りすましでアルトコインの買いあおり

 ウィルス対策ソフトで有名なジョン・マカフィー氏のツイッターアカウントが先週、何者かによってハッキングされ同氏名義でアルトコインの買いあおりが行われていたことがわかった。

 犯人は先月28日、マカフィー氏に成りすまし「コイン・オブ・ザ・デー(今日の一押しコイン)」という題目のもと複数のアルトコインの宣伝を行ったという。

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 事件発生後、同氏はロシア国営テレビ局RTに語って、「私にとって初めてのことだった。犯人は電話通信会社をハックして(ツイッターに登録されていた)電話番号を違う番号にすげかえた」とのべた。

 また、マカフィー氏名義で推奨された仮想通貨は上昇しており、ハッカーに大きな利益をもたらしたとした。

 「(ハッカーが)なぜこんなことをしたかというと、これまで私が毎日アルトコインの推薦をしていたからだ。多くの人が大金をこれらアルトコインにつぎ込んでいる。ハッカーは6分間で6つのアルトコインを推奨したが、前もってこれらを大量に仕込んでいたはずだ。

 サイバーセキュリティ専門家によると、米通信会社であるAT&T関係者が賄賂と引き換えにハッキングをほう助した可能性があるという。

 マカフィー氏が自身のアカウントにアクセスできたのは事件発生から3日後で、事件の報告とユーザーからの誹謗中傷に対する反撃を行っている。

マカフィー氏はまた、仮想通貨取引所がハッカーにとって最大の標的になるとした。

ほとんどの人が保有する仮想通貨を自身のウォレットに保管せず、取引所上のウォレットに置きっぱなしにしている。もし私がハッカーだったら個人のウォレットを探し回ることなどせず、大量の仮想通貨を保有している取引所を狙うだろう。

 最近でも仮想通貨採掘のためのハッシュパワー(演算力)を取引するサービスを提供するナイスハッシュ(本拠地スロベニア)がハッカーによって約67億円相当のビットコインが奪われている。

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