以前はBTCチャイナとして知られていた中国の仮想通貨取引所BTCCが、同プラットフォームを再開した。また、ネイティブトークンを発行する計画を2日に明らかにした。
BTCCは米ドル建で、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、イーサリアム(ETH)の取引を扱う。また仮想通貨同士の交換にも対応している。
新サイトはポイント基盤のシステムを発表している。サイト登録や承認、最初の資金の預け入れや取引によりユーザーが稼いだポイントは、のちにネイティブトークンのBTCCトークンと交換可能。その後は、利用者の紹介などによりポイントが付与される。BTCCトークンの発行日は明らかにされていない。
BTCチャイナは2011年に開所し、かつては中国でトップ3位に入る取引所だった。中国規制当局がICOや仮想通貨取引を禁止するとの噂が流れ、昨年9月に閉鎖している。
BTCCは今年、取引プラットフォームに加え、マイニングプールやモビウォレットのソフトウェアにも注力してきた。同社は1月、香港拠点のブロックチェーン投資ファンドに買収され、ブランド再考と拡大を促進させる見込みだ。