テラフォームラボの法務チームが退社したようだ。

リンクトインのプロフィールによると、テラフォームラボの法務担当役員であるマルク・ゴルディッチ氏や、訴訟・規制担当チーフのノア・アクスレー氏、企業担当チーフのローレンス・フロリオ氏は、2022年5月をもって同社での仕事を停止している。ゴルディッチ氏は2021年8月に入社し、アクスレー氏とフロリオ氏は2022年1月に入社している。

テラフォームラボの法務チームの3人の雇用形態の変更は、LUNAの価格が2週間で0.00ドルまで暴落し、仮想通貨市場に大きな変動を与えたことを受けたものだと考えられる。テザー(USDT)を含むステーブルコインは米ドルから脱ペッグし、テラUSD(UST)の価格は5月8日以来88%以上下落した。

テラフォームラボの共同創業者であるド・クォン氏は2日、同社のチームが通常より多くのUSTを発行するという救済策を提案した。テラブロックチェーンのバリデーターは、極端なボラティリティの中、2回に分けてネットワーク活動を停止し、クォン氏はその後、エコシステムを救うためにテラ・ルナブロックチェーンをフォークする投票をユーザーに提案した。

テラフォームラボの法務チームが退社する前から、多くの仮想通貨ユーザーは、大きな損失に関して、クォン氏に対して法的措置を取るよう要求していた。