仮想通貨センチメント分析プラットフォームのサンティメントによれば、ビットコイン(BTC)が7万ドルを下回った後、個人投資家による買いが増えている。一方でクジラの動きから、過去のパターンが繰り返されれば価格がさらに下落する可能性もある。
サンティメントは金曜日のレポートで「ビットコインが7万4000ドルに達した瞬間、主要な大口投資家が利益確定を始めた」と述べた。
同社によると、10BTC~1万BTCを保有するクジラは、ビットコインが6万2900ドルから6万9600ドルのレンジで推移していた2月23日から3月3日にかけて「大量に蓄積」していた。

しかし水曜日にビットコインが7万ドルを突破し、7万4000ドルに到達して以降、このグループは直近で購入したコインの約66%を売却したとサンティメントは説明した。
一方、0.01BTC未満を保有する個人投資家はポジションを増やしている。
「調整はまだ終わっていない可能性」
サンティメントは「個人投資家が買い、クジラが売る状況では、調整がまだ終わっていないことを示すケースが多い」と指摘した。コインマーケットキャップによると、記事執筆時点でビットコインは6万7984ドルで取引されている。
ビットコイン価格の下落を受け、恐怖強欲指数は6ポイント低下し、土曜日にはスコア12の「極端な恐怖」領域に入った。
MNトレーディング・キャピタルの創業者ミカエル・ファン・デ・ポッペ氏も同様の見方を示しており、さらなる下落の可能性を指摘した。
「ビットコインが6万7000ドルから6万8000ドルのゾーンでサポートを見つけられなければ、流動性を取りに再び安値を試した後で反発する展開になる可能性が高い」と同氏は金曜日のX投稿で述べた。
現物ビットコインETF、3週間で最大の資金流出
今回の下落は、米国の現物ビットコインETFで2月12日以来最大の資金流出が発生したタイミングと重なった。ファーサイドのデータによると、11のETF商品から合計3億4890万ドルの純流出となった。
ビットコインは2025年10月の過去最高値12万6000ドルから下落する過程で、2月6日に6万ドルまで下落していた。その後は緩やかな回復を見せている。
エコノミストのティモシー・ピーターソン氏は、この6万ドル付近が当面の底となる可能性があると指摘した。同氏はビットコインの対メトカーフ価格チャートに言及し、「この評価水準はこれまで常にビットコインの底を示してきた。6万ドルを下回らない確率は約99.5%」とXで述べた。

