アメックスがまたブロックチェーン特許を出願、今度は顧客リワードシステム

アメリカン・エキスプレス (アメックス) の旅行・商業部門であるAmerican Express Travel Related Services Co., Inc.は、ブロックチェーン技術を用いた、顧客最適型のリワードシステムの特許を出願した。このシステムを用いて、各顧客にあわせた、ポイント、デジタル通貨、及び各商品と関係のあるアイテムを含んだリワードを提供する。 

米国特許商標庁 (USPTO) が2017年10月中旬公開した特許出願によれば、アメックスは、消費パターンの履歴を含む顧客の個人データを収集することにより、リワードを提供する。同社は、ブロックチェーン技術を情報の記録及び更新のためのリソースとして用いる

出願には、次のように記載されている。 

"ブロックチェーンの構造は、増加していくデータ録のリストを維持する分散データベースを含む。(ブロックチェーン内の)それぞれのブロックが個別の取引と任意のブロックチェーン実行の結果を保持するため、セキュリティが強化される。それぞれのブロックは、タイムスタンプ及び前のブロックへのリンクを含む。"

アメックスのブロックチェーン技術に関する取り組み 

クレジットカード会社であるアメックスは他社や新技術との競争を意識し、ブロックチェーンに基づくアプリケーション開発のプロジェクトも積極的に進めてきた。2017年1月には、Linux Foundation(本拠地:米カリフォルニア州)が主導するHyperledger Blockchainコンソーシアムにも加入し、ブロックチェーン技術開発を促進している。 

 アメックスの最高情報責任者 (CIO) マーク・ゴードン氏によれば、コンソーシアムに参加したのは、ブロックチェーンの持つ可能性を十分に活用して顧客とパートナー企業に提供するとともに、自社の業務プロセスやアプリケーションを変革するためである。 

"我々は、ブロックチェーンを最大限に活用し、新しい革新的な製品を顧客とパートナー企業に届けるとともに、既存の業務プロセス、アプリケーションを変革することを目指しており、Hyperledgerに参加したことを喜んでいる。”

今年になって、様々な銀行によるフィンテック関連の特許出願ブームになっており、現在のところバンク・オブ・アメリカが最も多く出願している。 


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