今年、ビットコイン(BTC)は84%近く下落しているが、この下落幅を1月時点で予想していたトレーダー、ピーター・ブラント氏が、4000ドル以上の上昇はデッド・キャット・バウンス(死んだ猫でも、高いところから落とせば弾む)、つまり一時的なプラスで終わるだろうと話した。Yahoo Financeが20日に報じた。
71歳のベテラントレーダーであるブラント氏は2018年1月23日、下記のようにツイートで「放物線状の上昇が一旦破られれば、たいてい80以上下落する」と指摘した。
General TA rule -- violation of parabolic advance leads to 80%+ decline in value. If general rule is followed, BTC should retrace to pic.twitter.com/jDNI1osinU
— Peter Brandt (@PeterLBrandt) 2018年1月22日
この時、ブラント氏が予測したビットコイン(BTC)の価格は3933ドル。執筆時点で3859ドルで推移している。
(引用元:TradingView 「ビットコイン(BTC)/米ドル(1年)の推移」)
ブラント氏はYahoo Financeの取材に答えて、「このような動きは過去に何度も見てきた」とし、「だいたい、いつも同じ結果で終わる。80%~90%の下落だ」と解説した。今後の高値については、「おそらく4600ドル」としつつも、4000ドル超える値動きは、強気相場の復活というよりデッド・キャット・バウンスに終わるだろうと予測した。
また、下値についてブラント氏は、1200ドルを予測。もし本当にデッド・キャット・バウンスで終わり、心理的に重要な水準である3000ドルを下回れば、2019年第1四半期までには1200ドルまで下がるだろうと予想した。1200ドルは、2013年に付けた高値と同じ水準だという。同氏は「弱気相場では、以前の高値を試す傾向がある(中略)そして、それ以降は再び活気が出てくる」と述べた。
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— コインテレグラフ⚡仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月31日
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